あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

翠の眸

今の現場の警備職長つまり隊長なんだけど瞳が緑色。
大体色素薄い人でどちらかと言うとロシア人に見えるけど生粋の日本人。
碧眼の地元日本人も知ってるからかなり少ないけど居ることは居る。
劣性遺伝なのにその人たちの親戚にはかなり多くて、亜麻色の髪に碧眼の堀が深くて白い西洋アンティーク人形のような友人の女の子や、冬用制服がカーキー色の軍服仕様のためにロシア特殊部隊スペナッズに見えちゃう黒髪天パだけどボーズにしてる色白緑眼の隊長とか実在する。


ちなみに私の親族に多いのは赤毛天パで縄文顔だったり。
歯の種類も木の実などを多く食べていた縄文人と肉食中心の弥生人では全然違うのね。
シャベル型に内側が凹んで小さめの歯の縄文人型。
楔形で一つ一つの歯が大きい弥生人型。
私は縄文人の歯並びで父も同じ、その上寺の過去帳を見てもどんなに歴史を遡っても水呑百姓、そして母方は武家の出て弥生人気質だったりする。
前出の女の子の実家は酪農をずっと手がけている家系で農業はまったくしていない。隊長の家系は小さな商家らしい。やはり人種的職業の片寄りは二千年程度の時間経過でもなくならないようで、それは民俗学的にも証明されている。


父曰く「蛙の仔は蛙、良かれ悪かれ親を見て育つから自転車屋の子がうまく行ってもバイク屋になる程度、ペンキ屋の子もやっぱりその程度」とか言ってた。学歴社会の台頭はそんな循環をなくすのに役立ったかもしれない。私はブルーカラーだけどそんな私からホワイトカラーの子が出てくるかもしれない。大正生まれの明治の感覚の父にしてみればありえない話なのでやはりこれは学歴社会の恩恵なのかもしれない。
なーんてこの間図書館で借りた民族学の本を読みながら思ってみたりする。
現代は様々な価値観がある必ずしもホワイトカラーが裕福で精神的にも安定して幸せとは限らない、難読症の私と娘には机の上の仕事なんて拷問に等しいしwww


結局、文芸書買ってもいつもの好きな民族学や考古学の本に手が伸びる。
柳田國男は最高だなあとか、大阪の国立民族博物館にまた行きたいなあとか思ってみたり。
ケルトの文学(ウィリアム・バトラー・イェイツ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/855/1153457173/6
この詩人と出会ったのも民俗学だったし、やはり奥が深い学科だなあ。