あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

幻視の骸


それは空櫃
真夜中のしゃあらぶね(精霊船)
夕闇もすでに深く
夜明けはさらに遠く
闇は深遠
人の理の外
御霊の船はあけなる魂をのせて
もそろもそろと波間をたゆとう
往きては帰る常世や浄土
今宵歓喜にうめく声と共に空櫃は満ちる
それはもっともこの世で完璧なるもの



わざと難解に書いてます
この世の中で完璧なもの究極のものとはなんなのか
自分なりに思うもの三つを一つの詩に書きました