あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

夢の話

むかーし実際に見た夢を書いたのですがmixiでどんな夢見たのか
ある場所で話題になったから改めてまとめてみました




夢のあとさき
http://aokiyoru.ifdef.jp/TAYU/yume-0.htm
自分は中年の白人エンジニア
プログラマーとしたほうが近いかもしれないけど
船の中では下層職業で現在の日本で言うところのIT土方




書いてない続きを簡単に書くと
賤民街で自らをアストロノーツと自負する船外作業員のサラマンダーと言う男に呼ばれる
彼は自前の宇宙服で船外活動してるためか皮膚がうろこ状にひび割れまるでトカゲのようだから火トカゲと呼ばれてるらしい




ちなみに賤民街の住民は黙認されているとは言え無登録市民であり居ないはずの人たちでもある
自分と違い自然分娩で親が居る
有色人種(カラード・色つき)が多い理由は船の成り立ちに深くかかわっている
よく言えば肉体労働者悪く言えば奴隷として船の維持にかかわっている
仕事がきつく環境が劣悪なためその人生は短く生命サイクルが早い




サラマンダーが言うにはディーバと言う人物が自分と話がしたいらしく逢うことに
街の奥深くの防音施設に隔離された彼女は人の形をしていないミュータントだった
鳥の雛のような白い産毛に覆われ手足はなくただ直立している
まさに雛のような大きな口をした彼女に自分の夢をかなえて欲しいとお願いされる




作中の「私」はそこが賤民街であったこともあり単純に突然変異ではなく
それが神とか悪魔とか言うものかはわからないが
船が星を旅たつときのドサクサに乗り込んだ何かではないかと思っている




ただの下層エンジニアにはそれをどうやって叶えていいかわからないと答える
サラマンダーと二人で頑張るも挫折
絶望の中ディーバは歌う
結局ディーバの夢は偶然かもしくは神が叶えたのかある意味望みどおりになる
そして船は半壊し賤民街は壊滅する
落ち着いた後ディーバは居なくなっていた




回復の見込みのない植物状態の自分はサナトリウム送りになった
棺おけサイズの必要最低限の栄養と酸素があるだけのそこは地獄と呼ばれている
ただ心が自由になった自分はゆっくりといろんなことを考え
やがて時間の経過さえ無意味になり
もう一人の「私」の夢を見るようになる




サラマンダーはいつもどおり船外活動をしている
居なくなった自分の母ディーバを想いながら
彼女は死んだのではなく新しい星へ旅立ったのだと
そしていつか迎えに来るのだと信じて





私は考える
今ここに居る自分は「私」の見ている夢なのか
それとも・・・







ちゃんと書くつもりが断筆したので簡単に書いてみました
ディーバの夢は内緒にしておきます
彼女の願いは罪のないものでしたが大きな厄災を招いてしまった
最初からちゃんと書くならいいと許可は出てるけど
それを言えば彼女の罪となる気がして私の中の「私」はあまり言いたがらないから