2008-07-29 情景と声と 詩 からっぽな心にきみの声が響くよ またあのときのように 笑いあえたらいいのに 時は無常にも刻々と刻むことしか知らない いつかは誰もが老い 若いままのきみを忘れてしまうのかな 今は近くにあるのだけど 遥か遠くの情景が私たちを揺さぶる 褪せて薄れて哀しみも歓びも幾つとせ それまで虚空に響くきみの声を聴くよ 楽しい思い出と親しい同胞と共に それが日常になる日まで