あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

人の上には


人の上には


人の上に人を作らずとは誰の言葉か
地上に国境という線を引き誰彼立ち入るなとしたのはこの星の定めか
ならば神に数々の名をつけたのも神の御技か天の奇跡か


人の下に礎となった人のために流す涙は無常にして存在せず


今日も誰かが鐘を鳴らす
そは神の名のもとに
人のため己がため