あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

「在りし日の歌」春日狂想

仕事の方は現場の中でもっとも軽い仕事についてます
今日も早めに切り上げて終わりました
薬がないと腹痛が半端ないですがなんとか日曜まで持ちそうです


振り返ってみると今年の六月で警備暦12年です
殺されかかってなんとか助かって10年
インフルエンザ脳炎で記憶障害になって9年
ネット初めて今月で丁度7年
その後も外因やら身体的なものを含め死に掛かる事数回ありました
実に様々な出来事がありました
生きていたのが不思議なくらい怒涛の月日を過ごしました
ここで皆様と袖振り合う縁を結べたのも偶然かもしれませんし運命やもしれません
………
……





どこかでもう一度仕切りなおしをして温故知新の言葉を忘れず再び筆を取ろうと思ってます
されば読書をと思い早速購入した本を「積ん読、読ん読(つんどく、よんどく)」と称しまして傍らに積み上げている次第でございます
ラノベは息子と手探りで好みのものを探してる最中ですが文芸一般では時代もの中心に漫画と小説を読んでいます
読み疲れたら編み物やアクセサリー作りをして本を読んでと繰り返しています



ここに中原中也のある詩を置いておきます
振り返った月日はまさにこの様な生き方でした
しかしもういいだろうと
自分の明日や今生きている家族のために精一杯生きようと
堅苦しい生き方は少々改めなくてはいけないなと
考えに至りました
道はまだ途中です
多分この詩の二番三番などの後半部分のようにテンポよく歩みを進める予定です
物書きとして何か残せるほど書けたらいいなと思っております








春日狂想




   1


愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。


愛するものが死んだ時には、
それより他に、方法がない。


けれどもそれでも、業(ごふ)(?)が深くて、
なほもながらふことともなつたら、


奉仕の気持に、なることなんです。
奉仕の気持に、なることなんです。


愛するものは、死んだのですから、
たしかにそれは、死んだのですから、


もはやどうにも、ならぬのですから、
そのもののために、そのもののために、


奉仕の気持に、ならなけあならない。
奉仕の気持に、ならなけあならない。