あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

禍福は糾える縄の如し

いつの日か振り返って
あんなことあったなあって
笑いあえる日が来るさ
明けない夜はない
朝は必ずやって来る


■禍福は糾える(あざなえる)縄の如し(カフクはアザナえるナワのゴトし)


この世の幸不幸は、より合せた縄のように、常にいれかわりながら変転する。(参照:広辞苑


出典
漢書 賈誼伝」の以下の文といわれる。
(白文)夫禍之與福、何異糾纆
(訓読)それ禍(わざわい)と福、何ぞ糾える纆(なわ、すみなわ)に異ならん。
さらに「史記 南越伝」に以下の文がある。
(白文)因禍為福、成敗之転、譬若糾纆
(訓読)禍によりて福となす、成敗の転ずること、譬れば糾える纆のごとし。