2007-11-07 雨降る神在月の頃 日記 冷たい雨に打たれていると まるで水をぶちまけられた猫のように 情けなく悲しくなる いと哀れはこの身の性か 或いはこのような母に頼らざるおえない吾子らか ものの哀れと言うがいい 今この時も自壊する心を作り直しているのだから 悲しみも喜びもここには無く 冷たい雨がいとおしい あるがままにあり なすがままになせ 愛しき愛しき獣よ