あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

コードギアス23話考

コードギアス23話考・魔女と魔神
見てない人にはネタバレですので隠します。


おはようございました!w



23話でよりその関係の結びつきが深くなったC.C.とルルーシュ
某アニメ誌で魔女と魔神として詩と絵が掲載されてました。
ですがまだ23話が放映される前に見たので大げさすぎてあまりしっくりこないと思ってましたが、この悲劇を乗り越え共に落ちようとする23話の二人を見たら納得できました。ほんとぴったりです。
作品中でもゼロ(ルル)は悪魔と契約したと言ってますし、この関係はほぼ公式なのではと思いました。
カグヤをさらりとかわすこのシーンで魔女という性別が分かる言い方をあえてしなかったゼロの配慮はいい演出でした。まあ、このまま黒の騎士団に居れば玉城達から「C.C.はゼロの愛人」とか言われちゃうんだろうけどねw「だぁほ」www


細かな作りのアニメだと思わせるシーンが満載のコードギアス
今回一番感動したのがルルとC.C.の二人きりのあのシーンでした。
ルルが臨戦態勢を整えつつある喧騒包まれた廊下から静かな部屋へと入るとC.C.が気遣いブラインドを閉めるあのシーンです。
うつむき声が詰まってまともに言葉が紡げなくなり身を硬くするルルに、足の間にヒザをつき髪を一度なでその頭を包みこむC.C.、そしてわずかに内股になってC.C.をはさむようになるルル、ルルの声にならない慟哭が聞こえそうなシーンです。それがわずかな時間で遠目のパースで表現されているので気付きにくい人も多いだろうってのがもったいない、でも大げさに表さないってのが二人の関係を示しているようで嬉しくもあります。
この間の台詞も秀逸です。
そして声優さんの演技も幅広くその気持ちを表していると思います。
ナナリーと電話で会話する時とC.C,との会話の違いは聞いていて楽しいですね♪
ついさっきまで武装錬金見てた自分には特にカズキとルルーシュの違いに驚きます♪
ナナリーと会話してるときは静かに斗貴子さんと会話してるカズキを思い起こさせますがやはり違いがありプロだなあと思いました。
扇さんが普通すぎて蝶人パピヨンとの違いに笑っちゃうw
両方とも今期のアニメだから同時期に製作されてアテレコも同時期にされてるのに切り替えの凄さにほんとすげーと思った。
ただ単に悪役アニメじゃなくてピレスクロマンのロマンがあるところがいいですね。
悪役であってもこの後の成長が望める主人公っていいなあと思います。




さてコードキアスのストーリー原案の監督の谷口悟朗氏、大河内一楼氏の関係するアニメを睡眠時間の合間に見ようと思ってます。
すでに見た作品もあるし持ってるものもあるので改めて今作と見比べてみようかなと。
両監督の作品は以前から気になっていて、交響詩篇エウレカセブンは放送時に見たし借りてみてないところも全部見たし、リヴァイアスは去年からちょこちょこ借りて見てるし、プラネテスはこの間やっと原作全部読んだからアニメも見たいなあと思ってたし、キングゲイナー(訂正)スクライドはためしに一話ほどようつべで見て面白かったから息子と見る予定だしで、気になっていた監督でもあります。
ガン種のキャラデザである平井久司氏が気になって蒼穹のファフナーを半分くらい寝落ちしながら見てましたが仕事の忙しさに挫折。でもそのつながりでリヴァイアスもぼちぼち見ていました。
自分は世代的にボロボロ人の死ぬ昔のロボットアニメで有名な富野由悠季氏の洗礼を受けてるってのもあってエヴァ的展開でもわりとすんなり見れるタイプです。昔エヴァ劇場版を娘を身ごもっていた臨月時に見に行ったら流石にお腹が張って辛かったのが個人史的に大きな出来事。量産機が二号機食べるシーンはやっぱり胎教によくなかったみたいwww