あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

夢の神様

この神様は笑いの神様が降りてきたとか
それぐらい軽いものだけど
連休明けにネット絶ち宣言してからよーく夢を見る
道先案内人はいつもの『私』
その『私』とリアルの私がリンクしてさらに夢の世界で誰かと同化するややこしい世界


5、6日にはある男の意識と同化して絶望の果てに故郷へ『孵る/還る』話しだった


20日は同化したら何も見えなくて変わりに聞こえるものが脳内で光のきらめきになって見えてた
聞き馴染みのない言葉で所々わからなくて
近づいてきた女性がそっと言うのだけれどぎれてよくわからない
「ドリ・・・タラ・・・シュトゥ・・・ラ・・・・・・ドリィ・・・タ・・・シュトゥ・・・ラ」
ただその繰り返し
それは貴女の名前なの?ねぇそれは・・・?と私も繰り返し聞くのだけれど夢は不意に終わってしまった


話しかけられる前に私が同化してた人物は何かをつぶやいていた
「・・・ユ・・・シヴァ・・・ラー・・・ディ・・・ラ・・・マ」
そしてゆっくりと近づいてくる女性の衣擦れの音とシャラシャラとした軽くて小さい金属がすれる音
女性に呟かれたときに感じた胸の奥からくる温かさ
光として見えていたのは絹連れとシャラシャラとしたこの音だった


気になって調べてみたらドリタラ−シュトラはインド抒情詩マハーバーラタに出てくる盲目の王でもあるし
名前自体が盲目という意味だった


そんな終わりもなく始まりもない
取り留めのない夢を見ています