あほろばの手記

生死確認かチラシの裏に書くような散文置き場

めまいがする。
世界はこんなにも朧気であったのかと思う。


幻想の庭に立つ
世界がまどろみ闇が迫る
家に帰ってベットに寝転ぼう
本当の暗闇が迫る前に
瞳を閉じてしまえ


今日自分がメールした相手は結局自身のイデアであって
相手の本質も何も見ていないかもしれない
コミュニケーションってなに?
返信と着信がそれを指し示すと言うのなら
存在と言う概念はWeb上のスクリプトになってしまえばいいのに
自分のイドは既に自動的だ
だからあと少しで





私はあの時と同じように自身の虚無に問う


しぬのこわくない?


怖くないよ
ただ何も成しえないまま終わりたくない
それだけなんだ


遠い岸辺で待つ幻想庭園の夢想を抱きながら
自身の心の木魂を握り締める